大人の外来

アナフィラキシー

命に関わる「アナフィラキシー」
緊急時の対応とエピペン処方について

一刻を争う、全身のアレルギー反応
アナフィラキシーとは、アレルゲンが体内に入ってから短時間(数分〜2時間以内)に、全身の複数の臓器に激しい症状が出る状態です。
特に、血圧低下や意識障害を伴う場合を「アナフィラキシーショック」と呼び、適切な処置が遅れると命を落とす危険があります。

危険なサイン(こんな症状が出たら救急車を)

皮膚のかゆみだけでなく、以下の症状が急速に現れた場合は緊急事態です。

  • 呼吸器: 喉が締め付けられる、ゼーゼーする、息ができない
  • 循環器: 血の気が引く、冷や汗が出る、立ちくらみ、意識が遠のく
  • 消化器: 激しい腹痛、嘔吐を繰り返す

主な原因

食物: 鶏卵、牛乳、小麦、そば、ピーナッツなど
昆虫刺傷: スズメバチ、アシナガバチなど
薬剤: 抗生物質、解熱鎮痛剤など

備えあれば憂いなし:「エピペン」の処方

アナフィラキシーを起こした既往がある方や、そのリスクが高い方には、緊急用の自己注射薬「エピペン(アドレナリン注射液)」を処方しています。

エピペンの役割: ショック症状が起きた際、太ももにご自身(または保護者)が注射することで、一時的に血圧を上げ、気道を広げます。救急車が到着するまでの「命をつなぐ」ための非常に重要な薬です。

処方について: 当院の医師はエピペンの処方登録医です。使用方法やタイミングについても丁寧に指導いたしますので、ご相談ください。

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